おはようございます。
米粉製粉工場からの排水処理は、次の6つの槽からなっています。
①分離槽~②汚泥貯留槽~③生物反応槽~④沈殿槽~⑤消毒槽~⑥排水ポンプ槽~
このうち③「生物反応槽」において、
排水の処理に「微生物固定化担体」を使用しています。
↓ システム流動中!
↓ システム停止。
「微生物固定化担体」とは…
排水処理設備の「生物反応槽」では、微生物のみなさんが、汚れを分解しています。
「微生物固定化担体」とは、そんな微生物さん達の家のようなもの。
そこで微生物さんたちは増殖し、どんどん働きに出かけてくれるのです!
‘家’ が無ければ、微生物さん達も排水と一緒にどんどん流されて行ってしまいます。
「微生物固定化担体」は、排水処理設備の微生物が減ってしまわないように、
重要な役割を担っているのですね!
微生物も「生き物」ですから栄養剤を与える必要があります。
それは、私たちの仕事のひとつです!
まずは、白い粒状の栄養剤を水に溶かします。
できた栄養液をタンクに入れて、少しずつ点滴していきます。
もちろん点滴は、24時間 ‘自動’ です。
↓栄養液を入れるタンク。
今日はその栄養液を作り(水で希釈するだけ)、
補充しておきました。
米粉製粉工場の排水は、
‘きれいな水’ にして川に放流します。
私たちはこの美しい環境を守ります。
パウダーマン