おはようございます
私たちの圃場の近くの川の土手で見つけました。
“卯の花” です。
“卯の花” とは「空木(ウツギ)の花」のことです。
花が咲くのは五月中旬~六月頃です。
白い花を咲かせます。
花の色にはピンクもあるそうです。
一説には茎が空洞なので空木(うつぎ)と名前が付いたとか・・・
「夏は来ぬ」の唱歌にも歌われていますように、
夏の訪れを感じさせる花です。
歌詞にも「卯の花の匂う垣根に~」とありますが、
卯の花はどんな香りがするのでしょうか?
実は、ウツギの花は殆ど匂いというか、香りはありません。
万葉集などにある「におう」という表現は、
匂いという意味ではなく、
モノ(花など)の美しさを表現するものだということのようです。
「卯の花のにおう垣根に」は、
「ウツギが美しく咲き乱れる垣根に」と言ったところでしょうか?
旧暦の4月(現在の5月中旬~)を“卯月”と呼ぶのは、
卯の花が咲く季節を現わしているとされています。
田植えも本格的に始まりました。
この晴天(五月晴れ)も “梅雨入り” まででしょうか。
パウダーマン