ノングルテンの米粉って? その2

おはようございます。

ノングルテンの認証が、どのようにして取得できるのか、その流れをご紹介します。

 

①まずは、いつも通りに米粉を製粉します。

※農林水産省HPより抜粋

②その米粉について、ノングルテン定量検査を行います。

※農林水産省HPより抜粋

③認証機関による「工場審査」も行われます。

※農林水産省HPより抜粋

その認証機関からの工場監査結果報告を受け、認証判定会議にて審議され、

ノングルテン認証の基準に適合ならば、

日本米粉協会から「ノングルテン(Non-Gluten)米粉認証ロゴマーク」が付与されます。

※農林水産省HPより抜粋

 

つまり、米粉のグルテン含有量が基準値以下であること ←これは当たり前

さらに、工場の製造過程でもグルテンが混入する要素が無いかをチェック!

(検査した米粉だけ‘まぐれ’でグルテンが入っていない可能性もありますから。)

安定して「ノングルテン」の米粉が製造できるか、厳しく検査されます。

 

近年、「グルテンフリー製品」を市場で目にする機会が多くなりましたが、

“ノングルテン” は、例えるなら「お米100万粒の中に小麦が1粒以下しかない」という、

グルテンフリーより、約20倍も厳しい基準です。

 

この「ノングルテン米粉認証マーク」の付された米粉製品が、

世界のグルテンフリー製品と差別化した形で流通することは、

国内外における日本の米粉製品の販売拡大につながるものと言われています。

※上の図は農林水産省「米粉をめぐる状況について」より転載しております。

農林水産省も、今後さらに多様なノングルテン米粉製品の認証に向け、

様々な支援を繰り広げていくそうです。

 

世界全体で、グルテンを摂取できない人向けの食品の需要が増加しています。

 

日本の高品質なノングルテン米粉が、

日本へも、世界へも、

大いに広がっていくようにと、日々思いながら製粉しています。

 

ぜひ、ご家庭にてご活用くださいませ。

 

パウダーマン

 

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