おはようございます。
『米粉の用途別基準』(農林水産省)でみると、
パン用米粉は、アミロース含有率が15%以上25%未満で、
“2番適用の米粉”として掲げられています。
では「アミロース」とは何でしょうか?
お米に含まれている、デンプンを構成している成分の一つです。
デンプンは、アミロースとアミロペクチンから成り立っています。
米粉パンの出来具合は、米粉の「アミロース」の割合に大きく影響されます。
製粉した米粉のアミロース含有率が、15%以上25%未満だと、
米粉パンがよく膨らみ、形の良い、パンらしいものが作りやすいのです。
アミロースの割合が15%以下の米粉だと、粘りが強く、
パンを作った時に、柔らかいけれど、ケービング(パン側面の凹み)が起こりやすいそうです。
25%以上の米粉では、パンの形はきれいになるようですが、
パンそのものが硬くなりやすい特性があるようです。
『やのくに純真米粉』は、米の品種にもこだわっています。
今年から米粉専用に生産を始めた【ミズホチカラ】という品種は、
「アミロース」の含有率がちょうど良く、
パンに特化した米粉用米として、一般的に知られています。
パウダーマン