おはようございます。
写真は、稲刈りが終わって2ヶ月ほど経った田んぼです。
あら?? また稲穂が実っているではありませんか!
『樹木の切り株や木の根元から出る若芽』のことを、【 蘖 (ひこばえ) 】と言います。
写真の稲も、刈られたあとの ‘株’ の状態から、がんばってもう一度成長したんですね!
稲の ‘蘖 (ひこばえ)’ のことを、【穭(ひつじ)】と呼ぶそうです。
さらに、穭(ひつじ)が青々としている田んぼは ‘穭田(ひつじだ)’ と呼ばれます。
↑これが田んぼのひつじ!
頑張って成長し、稲穂まで垂れてきましたが、
中身が入っていないものも多く、商品としては使えません。
来季の耕作に向けて ‘ひつじ’ ごと、田おこしを行います。
↓まずは、‘穭(ひつじ)’ を全て刈ります。
↓刈り終えた田んぼは、緑の絨毯が敷かれたように美しい!
刈られた ‘穭(ひつじ)’ を、トラクターですき込んでいきます。
↓そして、田おこしも無事に完了しました。
収穫後の切株も、再生した ‘穭(ひつじ)’ も、
一緒に土の中で、肥料に変わります。
毎年繰り返される田おこしで、栄養いっぱいの元気な土を保ちます。
あんみつ